本日はチェスターフィールドコートのご紹介です。
チェスターコートのご紹介ですが、まだ文章は完結しておりません。
取り敢えず、打ち終えた所までで<m(__)m>
近々、続きを更新します。
チェスターフィールドコートの名前の由来は、英国のチェスターフィールド伯爵が最初に着用した
とのことが最も有力です。
正式なチェスターフィールドコートは上衿はベルベット・フロントは比翼として仕立てられており
ましたが、現在、一般的にはフロントは打ち抜きの物も多くなっておりますし、上衿は共布で仕立て
られた物が殆んどになっております。
ちなみに、正式なチェスターフィールドコートは昼夜兼用の正装コートであります。
しかし、近年はカジュアル化が進み、素材もツイード等の素材で仕立てられた物も増え、着丈も
膝下が基本でしたが、ハーフコート丈の物も珍しくありません。
そんな時代の中、今回当店がお仕立てさせて頂いたチェスターコートは基本を忠実に再現しながらも
古臭くなくスタイリッシュなラインに仕上げました。
フロントは比翼、着丈も膝下で、歩いた時の裾周りのドレープ・優雅さを大切にして、ウエストを
綺麗にシェイプしてあります。
画像では、ゴージがやや低く感じられますが、実際お客様がお召しになると、決してそんな事は
ありません。
と言うのは、お客様の姿勢も良く胸板もしっかりしておりますので、胸の厚みの上にゴージが乗る
イメージになるので、低く感じないと言う事になります。
逆に、猫背且つ胸板の薄い方がこの位のゴージ位置のお洋服をお召しになると、物凄くゴージ位置が
下がって見えると言うことになります。
たかがゴージラインですが、姿勢・体型・年齢・流行・好み・・・etcによって微妙に変えながら
絶妙な位置でお仕立てさえて頂いております。
コメントをお書きください