今・秋冬のトレンド素材のお洋服が仕立て上がりました(=゚ω゚)ノ
今・秋冬に様々な媒体で取り上げられたトレンドの素材:ループヤーンのピーコートが出来上がり
ました(^-^)
光の加減で画像がイマイチなので、もう一枚(=゚ω゚)ノ
素材はアルパカ52%・ウール42%・PA(ポリアミド)8%の混紡になっております。
正確に言うとピージャケットになるのでしょうか・・・
コートとしてスーツやジャケットの上に羽織ることも想定してお仕立てしてありますが、かなり
タイトなフィッティングでお仕立てしてありますので、どちらかと言うと、シャツやニットの上に
ジャケット感覚で羽織る時の方がゆとり量としては良い具合にはなっております。
また、通常この様なコートは細腹(前身と後身間の胴部分の所)を入れずに前身と後身ので構成
されますが、こちらは、ジャケット寄りという意味でも、細腹を入れてウエストをシェイプさせて
おります。
近くで見るとかなり毛足が長い素材で、これまでのオーダー紳士服業界ではあまり取り扱いが
無かった素材で、当店のベテランの熟練した職人達も『こげな毛足の長い生地は、殆ど仕立てた事が
ねど‼』と言ってまして、仕立てるのにかなりの苦労と時間を費やしました(^-^;
納品する際に、お客様が喜んで下さる顔と『ありがとう』の言葉で、全ての苦労が綺麗に流れ去り
ます。
ちなみに、こちらの生地はAGNONAの生地ですが、AGNONAは元はレディースアパレルブランドで
原毛への徹底的な拘りがあり、生地の原毛の生産から品質管理まですべて自社で行なっており、特に
カシミアやアルパカ、ビキューナなどの獣毛を使用した生地に定評がありまして、1990年に
ZEGNAが買収し、ZEGNAはアニオナが得意としていた様々な獣毛を使った生地を生産できるように
なりました。
つまり⁉この様な生地はレディースアパレルが中心で、オーダー紳士服業界の熟練の職人があまり
扱う機会が無かったのは当然の成り行きなのです。
最近、当店ではジャケットには派手な裏地を付けるお客様が増えてきまして、今回の裏地も
表地の茶色をベースに茶・オレンジ・黄色・etcの綺麗な色使いのペイズリー⁉チェック⁉柄を
お使いなりました。
今年は、暖冬ですので、ジャケット感覚で羽織れるこれ位のコートがちょうど良いですね。
最後はいつもの・・・
パターンオーダーでは出来ない、
熟練した職人だからこそ可能な、本当に自分だけの想いと拘りの詰まった
世界に一着のお洋服を仕立ててみませんか。
お気軽にお問合せ下さい。
日高洋服店をご贔屓にして下さいまして
誠にありがとうございます。
お客様のご満足の為に、関わる全ての質の
向上に向けて全力で取り組んでまいります
コメントをお書きください